AIBO/QRIO 開発撤退に思う
SONYがロボットの開発から手を引く。
このこと自体は驚かない。むしろ遅すぎた。
多少なりとも自作ロボットを作った経験があるので、現在のロボットが置かれている状況はおぼろげにわかる。
機構、動作については、日進源歩で技術が進んでいる。しかし、それだけでは決して普通の人々が期待しているロボットにはなりえない。動きは精巧でも所詮操り人形。人間が反応できることに、ごく当たり前に反応するロボットにはならないからだ。動作の元を司る知能の仕組みが、生物と決定的に違う以上、これは避けられない。
ホンダやトヨタはマシンとしてのロボットを開発を続ける意味があると思うが、SONYは真のロボットを作るには時期尚早と判断したのではないか。そんな気がしてならない。
その点で、人工知能(おそらく北野さん等 SONY SCL の研究を指すと思う)に集中するのは、私の現在の方向性とも一致しており、やはりそう動いたかと思う。もちろん、儲かっていないから事業撤退をするだけという話はあるが、撤退の仕方は的を射ていると感じる。
真の意味での人工知能の実現には、まだまだ時間がかかる。しかし、それが現実味を帯びたとき、きっとロボット市場に再参入してくるはずだ。
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