現在、ロボットを作ろうと思うと、動力(アクチュエーターと言う)にはラジコン用のモーターなどを使用するのが一般的です。
が、実際にロボットを作った人は分かると思うのですが、モーターには色々な制約があって、なかなか扱いづらいものです。モーター制御でも突き詰めてやれば色々出来るんでしょうが、もっと効率の良い方法があればそれを使わない手はありません。その有力候補が、表題の人工筋肉です。
まだ一般にはあまり知られていないのですが、研究は着々と進んでいて、日経サイエンス2004/02号「動き始めた人工筋肉」に現在の状況が端的にまとめられています。電圧を加えることによって伸縮する動作原理や応用分野の可能性について言及されています。
応用分野に挙がっていた中で意表をつかれたのはスピーカーへの応用。ロボットの発音装置にするのも良いかも知れませんね。#そういや、声帯も筋肉だな。
また、靴の踵に仕込むことで、発電装置にするアイディアなんかも面白いです。アクチュエーターとは逆に動力からエネルギーへ変換するわけですね。凄く実用的。
ただ、この記事では電場応答性高分子の分野で現在有望とされているSRIインターナショナルの研究内容が中心となっているため、これだけが全てだと思ってしまうと、本当のところを見誤ってしまうのが要注意。
記事の仕組みの説明をざっくり読んだ雰囲気だと、高分子化合物を電場で伸縮させるのは比較的単純で理解しやすい原理に基づいているために先行しているだけのような気がしています。新しい発見によって他の原材料や手法が有望になってくることもあるでしょう。
人工筋肉情報を集めている方もいらっしゃったりするようです。まだ私自身がちゃんと理解をしていないので、こういったところも参考に幅広く勉強しなくちゃいけません。
#今までロボットの話題があまりにも無かったので、今更ながら(^^;
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