DTM、デスクトップミュージック。思えば、この「コンピューターで音楽を作る」ってことに興味を持って20年以上になる。そういう世界があるってことを初めて知ったのは小学6年生。実際に自分で作るようになったのは中学生になった頃だったか。
その後、世の中のコンピューターの進化に合わせるように、コンピューターを使って作ることが出来る音楽の種類は格段に増えた。
当初は、もうコンピューターミュージックってのが一つの特定ジャンルになるくらいの、ある意味特徴的なピコピコサウンドだった。それが、サンプリング・シンセサイザーが出てきた辺りから、急に他の音楽のコピーが現実的なものになっていき、コンピューターを使ってオーディオのレコーディングが出来るようになり、何でもできるようになったと言っても過言ではなくなったと思う。
ところで、これは音楽制作のプロセスが進化したものなのだろうか?
たとえば、美しいメロディーを思いついて、それを形ある曲にしたいと思ったとき。その手段は20年前の昔とほとんど変わっていない。鍵盤弾いてMIDIのリアルタイムレコーディングか、音声をそのまま録音し、他のパートも作り、それを編集していく。テープのMTRがハードディスクになって、色々と便利にはなったが、従来やっていた作業の置き換え以上のことはやっていない。
作りたい音楽を簡単に作りたいって部分は、実のところあまり変わっていないんじゃないだろうか。簡単って言ってしまうと多少語弊があるが、道具の進化として、改善以上のことはしていないんじゃないだろうか、と思うのだ。
実のところ、10年前にも同じようなことを考えていて、あわよくば自分がそれを何とかしたいと思っていた。自分ができないまでも、世の中は勝手に進化していくんだろうな、、、ってことも。が、どうやら、世の中の進化は思っていたよりもずっと遅いものらしい。
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久々に(5年ぶりくらい?)自分でパソコンを使って音楽を作ってみたんですが、色々と便利になっているようで、実のところ本質的なところは何にも変わっていないんだなーということを、あらためて実感しました。実際に使ったのは、SONAR3/PCR-1/付属のソフトシンセやサンプラー、の組み合わせですが、他の有名どころのシーケンサーやソフトシンセを使っても、そう大きくは変わらないと思います。
もちろん、進化している部分もたくさんあって、コストダウンは凄いです。ハードウェア的にはパソコンとMIDIキーボード、あとはソフトでシーケンサーとソフトシンセさえあれば、何でもできてしまいます。30万円くらいで揃ってしまうでしょう。
また、プロセスの進化と言う点では、研究レベルで色々と可能性を追求している方々はいらっしゃいます。が、多くのミュージシャンが使えるようなレベルかというと、なかなか難しいようです。
可能性は感じつつも、なかなか未来は開けてこないなぁ、、、というのが素直な実感です。
あと、もうひとつ考えていることが。実は、今の道具のままでも、使い方次第でプロセスも変えられるんではないかということ。ダンス・クラブ・グルーブと言われる音楽ジャンルはその一例だと思います。が、あれだけでは音楽の幅が狭すぎると思ってます。
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